おまんたぬき
お万狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 二ノ坂の山に住むという狸で、その灯が見えると雨が降ると言われ、のちに屋島へ嫁いだと伝わる。
- 細部
- 三木町の二ノ坂入り口東側の山には、お万狸という名の狸が棲んでいるとされていた。ふもとから見上げると、その山でたき火をしているような明かりが見え、この灯りが見えたときは決まって雨が降ったという。また、近くの小蓑下所に住む猟師たちがしばしばこの山で狸を捕らえ、木の枝に獲物をくくりつけて持ち帰る姿がよく見られたとも伝わる。お万狸はその後、屋島へ嫁入りしたのだという言い伝えが結びとして残されており、山の狸が土地を離れて人里の伝説とつながっていく話になっている。
- 広まり方
- 2002年の『香川の民俗』所収、水野一典「三木町南部の聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県三木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ