みなみあいきのはなおぎれをつげるいぬ
南相木の鼻緒切れを告げる犬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道を守る三峰のお犬様は、鼻緒が切れた際に声をかけないと襲いかかるとされた。
- 細部
- 夜に出歩く人を三峰のお犬様が必ず付き添って守ってくれたという。ただし作法があり、途中で履物の鼻緒が切れたときには、必ずその旨を口に出して伝えなければならない。黙ってかがみ込むと、石を拾って投げつけられると受け取られ、飛びかかられてしまうのだという。守り手であると同時に危うさも併せ持つ存在で、夜道での身のこなしに具体的な決まりを課している点が語りの要になっている。
- 広まり方
- 1995年の『伝承文芸』所収、国学院大学民俗文学研究会による世間話の報告に見える。
- 地域
- 長野県南相木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ