おくりび
送り火
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 盆の終わりに仏を送る火で、唱えごとは迎え火とほぼ同じで結びの言葉だけが変わる。
- 細部
- 盆の入りに焚く迎え火に対して、仏を帰すときに焚くのが送り火である。諏訪地方では、この明かりで、というところまでは迎えるときとまったく同じ文句を唱え、最後の一句だけを取り替える。行っておくれ、お帰りお帰り、お帰りなして、といった言い方がそれで、来てほしいという願いが送り出す言葉に入れ替わるだけである。迎えと送りを同じ型のなかで対にすることで、先祖が家に来て過ごし、また帰っていくという盆の一連の流れが、火と言葉によって形をとっていた。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、佐伯隆治「諏訪地方のお盆其他」に記録がある。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ