おこんじょ
オコンジョ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 男に捨てられて身を投げた女が、毒を持つ赤褐色の小魚に化したものだと伝わる。
- 細部
- おこんという名の女が思う男に捨てられ、水へ身を投げて命を絶った。その恨みが形を変えたものがこの魚だという。長さは二尺ほど、体は赤褐色で、口のまわりに八本の髯を生やしている。不用意に触れると刺され、その刺には毒があるとされた。人の情念が水中の生き物へ移り、危害を加える性質を帯びるという語り口で、入水した女の怨みが名前ごと魚に残っている点が印象的である。
- 広まり方
- 1984年刊の『愛媛県史』第十章第一節、秋田忠俊「三 愛媛の伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県内子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ