いいだのやまのかみのつかいおこじょ
飯田の山の神の使いオコジョ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山の神の使いとされ猟師は撃つことを禁じ、犬に飛びかかり人に取りつくとも語られた。
- 細部
- 遠山郷の狩人の語りによれば、この小さな獣は山の神に仕えるものであるから、決して銃を向けてはならないとされた。狩りの対象から外れるだけでなく、扱いを誤れば人に取りつくとも言われ、犬の鼻先へ躍りかかることもあるという。人が近づいても逃げようとせず、こちらをじっと据わった目つきで見返してくる態度が、ただの獣とは違うという印象を強めていた。獲物を選び、殺してよいものといけないものを分ける狩猟者の掟のなかで、山の神の使いという位置づけが実際の禁止として働いていたことが分かる。
- 広まり方
- 1960年の『あしなか』所収、向山雅重「信州遠山郷鎌倉福次郎翁狩猟談」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ