おきくた
おきく田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 欲深い主人に一日で1町6反を植えよと命じられたおきくが力尽きて死に、以来耕作すると凶事が起こる祟り田となった。
- 細部
- 富士市に伝わる話では、欲深い主人が、本来なら数日はかかる一町六反ほどの広さの田を、たった一日で田植えせよとおきくという者に命じたという。あまりに無理な仕事を課せられたおきくは、その苦しさに耐えきれず命を落としてしまった。それ以来、この田で稲作を行うと必ず凶事が起こるとされ、恐れた人々は誰も手を出さなくなった。田そのものは、おきくの名にちなんで「おきく田」と呼ばれるようになったという。
- 広まり方
- 1970年の『東北民俗』誌に掲載された和田文夫「祟りの田の話(二)」に記録がある。
- 地域
- 静岡県富士市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ