おきち
お吉
国内
未確認生物
- どんな話か
- 血脈池は池に落ちて死んだお吉という女が主となり、道元禅師の供養で成仏したと伝わる池である。
- 細部
- 福井県永平寺町には、血脈池またはオキチが池と呼ばれる池が伝わっている。昔、この池に突き落とされて亡くなったお吉という女性がおり、死後にその池を支配する主となって棲みついたとされる。荒れる主を鎮めるため、永平寺を開いた道元禅師が血脈を投げ入れて弔ったところ、お吉はようやく成仏できたのだという。溺死者の霊が水の主に転じ、寺の力によって救済されるという鎮魂の伝説である。
- 広まり方
- 1970年の『近畿民俗』所収、高谷重夫「竜女成仏譚-雨乞習俗と伝説-」に記録されている。
- 地域
- 福井県永平寺町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ