おかりやのいし
御仮宮の石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 承応3年、東照宮の神輿を一夜安置した御仮宮跡の石で、この場所を不浄にすると気絶や道迷いなどの祟りがあるとされた。
- 細部
- 承応3年(1654年)3月、二代藩主伊達忠宗が造営した宮町東照宮が完成したとき、東照権現の御神体を乗せた神輿を迎えるにあたり、この場所に仮の宮を設けて一晩安置したという。それ以来、大祭で神輿が渡御する際の御旅所として使われるようになった。この石は神輿を据えたときのもので、そばには記念に植えられた彼岸桜の老木も残っている。この付近で立小便などの不浄な行いをすると、気を失ったり道に迷ったり、火のついた燃え木の切れ端が飛んでくるといった祟りがあるとされ、不浄を犯すことは固く禁じられていたという。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「石・岩の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ