おかんだち
オカンダチ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雷をオカンダチと呼び、落雷で裂けた木の傷は雷獣が空へ駆け上がる際に残した爪痕だとされた。
- 細部
- この土地では雷そのものをオカンダチと呼んでいた。雷が落ちて幹が縦に裂けた木を見ると、人々はそれを単なる衝撃の跡とは受け取らず、雷とともに地へ降りた獣が再び空へ駆け上がるときに引っかけた爪の痕だと説明した。つまり雷は現象であると同時に、姿を持つ生き物の往来としても捉えられていたことになる。裂け目という目に見える証拠が、雷獣の実在を裏づける手がかりとして語られている点が興味深い。
- 広まり方
- 1958年の『ひでばち』所収、小林梅次「雷獣談覚書」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県平塚市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ