おかんばばあ
おかん婆ア
国内
未確認生物
- どんな話か
- 十二、三の少女がさらわれ、数日後に岩の上で衰弱して立っているのが見つかった。
- 細部
- 村の十二、三歳になる娘が、おかん婆ァに連れ去られたという。総出で捜したが行方は知れず、四、五日が過ぎたころ、近くの岩の上に立っているところをようやく見つけた。娘はすっかり弱り切っていたという。天狗の伝承を集めた報告のなかに置かれた話で、神隠しの担い手が老女の姿を取っている点に特色がある。子どもが数日姿を消して思いがけない高所で見つかるという神隠し譚の型を踏まえつつ、連れ去る側が身近な老婆として名指しされている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』に載る有賀恭一の報告、信濃諏訪の天狗に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ