おかまさまのいずもまいり
オカマ様の出雲参り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 竈の神とされるオカマ様が秋に出雲へ縁結びに出かけ、翌月戻るとして団子やおむすびを供える。
- 細部
- 出発と帰宅の日取り、供え物の内容は地区によって少しずつ異なるが、いずれも旧暦9月末に出雲へ立ち、10月末頃に戻るとされる点は共通する。道中に諏訪の峠でぼた餅を比べ合うという伝えや、供える餅の大きさにまつわる言い習わしも残る。桧沢では9月28日に米一升から36個の団子を作り弁当とし、小団子を神棚や仏壇に供える。別の地区ではおむすび5個やおはぎ2個を供え、元沢では御灯明と御神酒を帰宅まで置き、出発時は雨が降るという。『民俗採訪』1983年、国学院大学民俗学研究会の記録。
- 広まり方
- 1983年の民俗調査で常陸大宮市旧桧沢村の複数地区から聞き取られ、報告書にまとめられている。
- 地域
- 茨城県常陸大宮市
- 年代
- 不明(1983年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ