おかいこがみさん
オカイコガミサン
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 小正月に正月の松を焚べ、その煙にオカイコガミサンが乗って来るとして煙の多さを喜ぶ養蚕の習わし。
- 細部
- 上野原では正月十五日、繭玉の団子や小豆粥を作る際に、正月飾りに使った松をイロリやカマドで燃やす習わしがあった。このとき立ちのぼる煙に乗って、養蚕の神とされるオカイコガミサンがやってくると考えられており、煙がたくさん出れば出るほど縁起がよいとされた。松を焚く行事そのものは小正月の一般的な習俗だが、その煙を蚕の神を招く手段として意味づけている点に、養蚕を生業とした地域らしい特色がうかがえる。
- 広まり方
- 1979年の『井戸の民俗 山梨県北都留郡上野原町棡原』(都留文科大学民俗学研究会)の年中行事の章に記されている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ