おかいこがみ
お蚕神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 長瀞町に伝わる信仰で、2月の初午の日にはお蚕神が天界からこの地へお越しになるとされ、家々では庭に竹を立てて縄を巻きつける習わしがある。
- 細部
- 長瀞町には、お蚕神と呼ばれる養蚕の神にまつわる信仰が伝わっている。2月の初午の日になると、お蚕神が天界からこの地へお越しになると伝えられ、その日は家々の庭先に竹を立てて縄を巻きつける習わしがある。養蚕はかつて秩父地方で盛んであった生業とされ、蚕の無事な生育を願う人々の信仰が、初午という特定の日に神を迎える儀礼となって根付いたものとみられる。竹を立てて縄を巻くという行為は、天から訪れる神を迎え入れるための依り代としての意味を持つものと考えられ、秩父地方に伝わる蚕神信仰の一つの形として、民俗調査により記録されている。
- 広まり方
- 1982年発行の『西郊民俗』掲載、落合裕子「秩父地方の蚕神信仰(六)」で報告されている。
- 地域
- 埼玉県長瀞町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ