おかいこがみ
お蚕神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 秩父市に伝わる養蚕の神、お蚕神にまつわる話。正月に飾った松などのお飾りを燃やすと、立ちのぼる煙にお蚕神が乗って天から降りてくるとも言われている。
- 細部
- 秩父市には、養蚕にゆかりのある神であるお蚕神にまつわる言い伝えが残っている。正月に飾られた松などのお飾りを一年の締めくくりとして燃やす際、その炎から立ちのぼる煙に乗って、お蚕神が天から地上へと静かに降りてくるのだとも言われている。ふだんは姿を見せることのない神が、正月飾りを焼く煙にまぎれて家々のもとへ舞い降りてくるとされ、年迎えのありふれた行事のうちに、蚕の神を迎え入れるという意味合いも重ねられてきたことがうかがえる。秩父地方に伝わる蚕神信仰の一つの形として、記録に残されている話である。
- 広まり方
- 1982年刊行『西郊民俗』所収「秩父地方の蚕神信仰(六)」、落合裕子の記録による。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ