おじゅらつさま
おじゅらつさま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 千人の子を持ちながら人の子を食べていた鬼子母神が釈尊に我が子を隠され、母の悲しみを知って改心し子供の守護神になったという由来譚。
- 細部
- おじゅらつさまと呼ばれるこの神は、明治六年に幸魂千足姫命と名を改める以前は十羅刹女と称され、さらにその前身は鬼子母神であったという。鬼子母神は自分の子を千人も持ちながら、よその人間の子をさらってはむさぼり食うという恐ろしい神であった。見かねた釈尊は、罰として鬼子母神自身の子を一人隠してしまう。わが子の行方が分からなくなって初めて、鬼子母神は子を食べられた母親たちの悲しみの深さを思い知り、深く反省した。それ以来、子供を守る神として篤く信仰されるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1966年の『みなみ』に掲載された滝本文衛「乙方のおじゅらつさまと鬼子母神の伝説」に記録がある。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ