おじょろ
オジョロ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- キザハン屋敷のオジョロ松を切ろうとしたところ、翌日には元通りになり、木挽きは正気を失い家は没落したという。
- 細部
- 香川県さぬき市大川町に伝わる話である。キザハン屋敷にはオジョロ松と呼ばれる松があり、そこにはオジョロという存在が住みついていたという。屋敷が貧しくなったため、当主は松を切って売ることに決め、木挽きに伐採を命じた。ところが木挽きが日中に切り倒しても、翌朝になるとまた元どおりに立っている。三日目にしてようやく松は倒れたものの、木挽きはこの一件のあと心を病んでしまい、正気を失ってしまったという。屋敷の主一家もその後は没落していったと伝えられている。
- 広まり方
- 1971年の『香川の民俗』所収、藤井洋一「オジョロ松の話」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ