おじぞうさん
お地蔵さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 地蔵のそばで休んだ男が、その夜生まれる子は三歳で死ぬと語る声を聞き、そのとおりになったという話。
- 細部
- 臨月の妻を家に置いて出た男が、道ばたの地蔵のかたわらで一休みしていると、どこからともなく声が交わされるのを耳にした。今夜この土地で子が生まれる、だがその子は三つで命を落とす——そう語り合う声だったという。家へ戻ってみると、まさしくその夜に妻は産気づいており、生まれた赤子はやがて三歳で亡くなった。地蔵が人の寿命をあらかじめ知っていて、居合わせた者にそれを漏らしてしまう話として語られている。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に載る滋賀県高島郡マキノ町の調査記録による。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ