おじぞうさま
お地蔵様
国内
未確認生物
- どんな話か
- さいたま市の地蔵堂に伝わる話。建て直しを渋る世話人の夢に地蔵が現れて促した話、酔って鼻を削った家に不幸が続いた話、子のない者が枕元で導かれた話がある。
- 細部
- さいたま市には地蔵にまつわる話がいくつか伝わる。ある堂は古くなり、世話をする者が「早く建て直すので今しばらく待ってほしい」とお地蔵様に詫びながら参っていたが、三度目に参った晩、夢の中でお地蔵様が現れ「三度目の言い訳はもう聞き入れない」と告げた。別の者も「ぜひ頼む」と夢に見たため、皆で堂を建て直したという。浦和市高畑では、酒に酔った男が「魂があるなら姿を見せろ」と刀でお地蔵様の鼻を削り落としたところ、その家に不幸が続いて傾きかけ、以来毎年七月二十四日に米一升を供えるようになった。浦和市太田窪では、子のない者が地蔵堂へ通い続けていたところ、枕元にお地蔵様が立ち「浦和の原山にあるお地蔵様も自分と同じだから、そちらにも参りなさい」と告げたという。
- 広まり方
- 新編埼玉県史 別編2(民俗2)(1986年)第八章第三節、三田村成孝の記録による。
- 地域
- 埼玉県さいたま市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ