おいぬさま
オイヌさま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 死者を掘り返して運ぶオイヌさまに見られた猟師が、のどを食いちぎられて命を落としたという話。
- 細部
- 上野原市秋山に伝わる話では、山で鳥を撃っていた猟師が、掘り返した死人を担いでチリチリチリと音を立てながら歩くオイヌさまを見かけた。ところがその姿に気づかれてしまい、猟師はのどを食いきられて殺されたという。オイヌさまは青く光る目でギラギラとにらみ、牙が鋭いと語られる。この獣にまつわる恐れから、墓を掘る際にはオイヌさまに掘り返されないよう、できるだけ深く掘らなくてはならないという戒めも伝わっている。
- 広まり方
- 1974年の『甲州秋山の民俗』(東京女子大学史学科民俗調査団)信仰の章に収められた話である。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ