おいぬさま
オイヌサマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 小鹿野町では、オイヌサマに憑かれると足がすくんで前へ進めなくなるといい、後ろを振り向くことが憑かれる原因になるとされる。
- 細部
- 小鹿野町に伝わる話である。道を歩いていて、オイヌサマと呼ばれる存在に取り憑かれると、足が動かなくなり、それ以上前へ進むことができなくなるといわれている。このオイヌサマに憑かれてしまう原因として語られているのが、後ろを振り向くという行為である。歩いている最中にふと後方を振り返ると、そこにオイヌサマが取り憑いてしまうとされ、地元では道を行くときにはむやみに後ろを振り向かないようにという戒めとして伝えられてきた。前へ進めなくなるという症状と、振り向く仕草が引き金になるという点が、この言い伝えの核心である。
- 広まり方
- 1953年に國學院大學民俗学研究会が行った民俗採訪の記録『埼玉県秩父郡倉尾村』に、憑き物の一例として紹介されている。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ