とげをぬいたおいぬさま
とげを抜いたオイヌさま
国内
未確認生物
- どんな話か
- 菩提寺で恋仲になった僧に会うため峠を越えようとした娘が、足にとげが刺さり苦しむオオカミを助け道案内を受けたという話。
- 細部
- 庄屋の娘は菩提寺で美しい僧と恋仲になったが、二人の仲が人の噂になり、僧は別の寺へ移されてしまった。娘が険しい山や峠を越えて会いに行こうとしたところ、足にとげが刺さって苦しむ狼、すなわちオイヌ様に出会い、とげを抜いてやった。それ以来、オイヌ様は娘の道案内をするようになったと伝わる。檜原村の話として、増田昭子・今越祐子が『常民文化研究』1983年に記録している。
- 広まり方
- 『常民文化研究』1983年所収の増田昭子・今越祐子「多摩の昔話(二)」に、檜原村の伝承として記録されている。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ