おいぬがわら
狼河原
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狼を三峯の神使として敬い、出会うと辞儀をして田畑の見廻りを頼む挨拶を交わしたという地名由来。
- 細部
- オイノとはオイヌが訛った呼び方で、もとは狼を直接名指すことを避けるための忌み言葉であった。かつてこの地では狼を三峯神社の神使として敬い、山や道で狼と行き合うと、人々はその場で頭を下げ、田畑の見廻りをどうか怠らずに続けてほしいという意味の言葉を唱えて挨拶していたのだという。恐れの対象であるはずの狼を、田畑を見守ってくれる存在として遇するこの挨拶の言葉が、そのまま地名の由来にもなっている。
- 広まり方
- 江戸時代の紀行『東遊雑記』(古河辰)の記述をもとに、1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:屋敷・城館の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県登米市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ