おいなりさん
おいなりさん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 屋敷神として祀られるおいなりさんは病気平癒や家内安全、跡継ぎの祈願に頼られ、名前の一字をもらう風習も伝わる。
- 細部
- 2月最初の午の日には、屋敷神として祀るおいなりさんに生魚を供える習わしがあった。お使いであるおきつねさんが生臭いものを好むためだという。また、病気にかかったときは「おいなりさんのたたりではないか」といってセンダッサンに拝んでもらい、家に不幸が続くときには祀る方向を変えることもあった。さらに、男の子が生まれないときにはおいなりさんの名から一字をもらう風習もあり、実際に十日市場の熊太郎という人物が「熊次郎」と名付けて祈願したところ、男児が四人続けて生まれたと伝わっている。
- 広まり方
- 『金井の民俗』1967年(六、年中行事)と『沖の民俗』1969年(第九章 信仰 一、神社・小祠)、いずれも都留文科大学民俗学研究会の調査記録に記されている。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ