おいなりさん
お稲荷さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎月十日にお稲荷さんへ供える赤飯や油揚げを、許しのないうちに犬が食べると口が曲がり物を食べられなくなるという。
- 細部
- 能代市では、もともと家ごとにお稲荷さんを祀る習わしがあったが、時代とともに信仰が薄れ、山や神社へお稲荷さんを移してしまう家も増えていったという。それでも毎月十日には、赤飯や油揚げをお供えする習慣が残っている。ここで注意されているのが、そのお供え物をめぐる禁忌である。お稲荷さんがまだお許しになっていないうちに、犬などがそのお供えを食べてしまうと、口が曲がって歯がうまく噛み合わなくなり、やがて餌を口にすることすらできなくなってしまうといわれている。神への供物を勝手に口にすることへの戒めが、動物への罰という形で語られている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1969年掲載の國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ