おおまちのいなりたたりとぶんしゃ
大町の稲荷祟りと分社
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 屋敷から移した稲荷の祟りとされる長患いを、易者の見立てで分社して祀り直した話。
- 細部
- 昭和のはじめ、ある家で身重の嫁が長く床につくことがあった。原因が分からず易者に見てもらったところ、かつて屋敷内にあった稲荷を外へ出したのがよくないと告げられた。調べてみると、社の境内に移されていた稲荷はもともとこの家の氏神だったと判明し、あらためて分社して屋敷で祀ることにしたという。屋敷神を粗末にした報いという理解と、託宣に従って祀り直すという解決が一続きになっている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 仕事と行事』の屋敷神の章、託宣によってまつるの項に記録がある。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ