おひゃくどまいり
お百度参り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 浜で拾った小石百個を携えて社の周りを巡り、祭の折に床下へ投げ込むという祈願の作法。
- 細部
- 願を立てる者は、まず海辺へ下りて形のよい小石を百個選び取る。それを抱えて社殿の周囲を何度も巡り、祭礼の日を待って床下へ一つずつ投げ入れる。数を重ねること自体が祈りの量として数えられている点にこの作法の骨がある。家の者の行方が知れなくなったときにも同じ手順が踏まれ、失踪という突発の出来事に対しても、まず社へ石を運ぶという形で対応がとられていた。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ