おほらび
オホラビ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海坊主や船幽霊の出現に伴う怪火の呼び名で、伊予では土地ごとに名が分かれる。
- 細部
- 海の上に亡霊のたぐいが現れるとき、それに付き添うようにして陰火が灯る。この火は伊予のなかでも地域によって呼び方が異なり、宮窪町ではオホラビと言い、忽那諸島へ行けばホホロビ、長浜町ではシケビ、青島に至ってはバカビが通り名になる。同じ現象に別々の名が与えられている状況そのものが、瀬戸内の島々で怪火の目撃が広く共有されつつ、集落ごとに独立した語彙を保ってきたことを示している。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』に載る佐々木正興「伊予の妖怪変化」が、名称の分布とともに記録している。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ