おひめさん
お姫さん
国内
未確認生物
- どんな話か
- 三王原の薮にあった小堂の前を通ると、烏帽子を被ったお姫さんが出て蚊帳で伏せるといわれた。
- 細部
- 三王原と呼ばれる大きな薮があり、今は宅地に変わっているが、その一角に小さな堂が残っている。かつてこの堂の前を通りかかると、烏帽子をかぶった姫の姿をしたものが現れ、通行人を蚊帳で覆って伏せてしまうと言い伝えられた。夏の夜具である蚊帳が怪異の道具として語られる点が珍しく、季節の風物と結びついた土地の怪として記録されている。
- 広まり方
- 1976年の『伊予の民俗』所収、森正史「夏の風物と民俗」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松前町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ