おへんろさん
お遍路さん
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 鉄道工事で埋められた遍路墓の祟りで人夫が病み、墓石は掘り出して元の場所近くへ戻された。
- 細部
- 坂の谷には遍路の墓があったが、予讃本線を敷く際に墓石は土の中へ落とし込まれ、そのまま埋められてしまった。やがて工事に携わった人夫の一人が病に倒れる。祈祷師に見てもらうと、埋められたお遍路が祟っているのだと告げられた。人々は土を掘り返して墓石を取り出し、もとの場所の近くへ据え直したという。四国遍路の道沿いに残る墓を粗略に扱ってはならないという戒めとして語られている。
- 広まり方
- 1984年の『愛媛県史』第五章第五節「村人と遍路」(森正史)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ