おはかのぬし
お墓の主
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山中の無縁墓を掃除して花を供えたお婆さんに、喜んだ墓の主が取り憑いて病気にさせたという話。
- 細部
- 三豊市のあるお婆さんが山の中を歩いていたところ、放置されたような墓石を見つけた。気の毒に思ったのか、その周りをきれいに掃除し、花を手向けて帰ったという。ところがしばらくすると、このお婆さんは病に伏せって身動きが取れなくなってしまった。心配した家族が拝み屋に見てもらったところ、原因はその墓の主であることが分かった。花を供えてもらったことがよほどうれしかったらしく、お婆さんに取り憑いてしまったのだという。善意の行いが思いがけない形で返ってきた話として伝わっている。
- 広まり方
- 1983年の『四国民俗』所収、斉賀保子「三豊郡託間町荘内地方の年中行事」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ