おぎゃあなき
オギャア泣き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛政の頃、葛籠の男が山道で大童に羽交い締めにされ、焼き殺そうとすると山へ逃げた正体はオギャア泣きだったという。
- 細部
- つるぎ町に伝わるオギャア泣きの話である。寛政年間の9月ごろ、葛籠に住むある男が方廣澤山からの帰り道、突然大童と呼ばれる者にいきなり羽交い締めにされてしまった。男はそのまま抱えられるようにして山を下ろされていったが、火が燃えている場所まで引きずって行き、焼き殺してやろうとしたところ、大童は男の手を逃れて山の方へ走り去っていった。この大童の正体は、オギャア泣きと呼ばれるものであったらしいと伝えられている。
- 広まり方
- 1922年の『土の鈴』所収、後藤捷一「阿波一宇伝説」に記録がある。
- 地域
- 徳島県つるぎ町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ