おおずのしゃにちとやまもりめし
大洲の社日と山盛り飯
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 社日に山や大根畑へ出かける神とされ、その日は弁当代わりに山盛りの飯を供える習わしがあった。
- 細部
- 河辺町ではオエビス様が季節ごとに出かけると考えられていた。春の社日はこの神が山へ穀物を作りに向かう日にあたるため、道中の弁当のつもりで茶碗に飯を山のように盛って供える。秋の社日には大根畑へ帰って大根を育てるとされ、このときは家の中に祀ってあるオエビス様に向けて同じく大盛りの飯を供えた。神が農作業に従事する存在として描かれ、その出立と帰還に合わせて供物を用意する点に、農耕生活と一体化した信仰の姿が表れている。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』に載る国学院大学民俗学研究会「愛媛県喜多郡河辺村」の報告による。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ