おどがもり
出生森
国内
未確認生物
- どんな話か
- 出生森の山頂に腰掛けた巨人が名取まで足を伸ばして漁をし、稲刈りの繁忙期には村を手伝ったという伝説。
- 細部
- この山の頂には昔、巨人が腰を下ろして住んでいたという。片方の足を5キロほど離れた名取市高館ふもとの吉田まで下ろし、太平洋にまで手を伸ばして魚や貝を取って食べていたと伝わる。山頂の東北には巨人が腰掛けたとされる一枚岩が残り、吉田の田の中には巨人の片足の跡だという足型石もある(大きさは三尺ほどで、巨人の足にしては小さいようにも思われる)。ときには村里まで下りてきて、秋の稲刈りで忙しい時期には何百人分もの稲を運んで手伝ったともいう。ふもとの東南を流れる川は「洗沢」と呼ばれ、これは巨人がここで足を洗ったことに由来するという。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「山の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ