ながおかのもうもくみこのほとけよび
長岡の盲目巫女の仏呼び
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 亡くなった仏の言葉を聞くため、盲目の巫女マンチのもとへ「オチョケ」に訪ねる長岡市の口寄せの習わし。
- 細部
- 長岡市福島町の隣村、豊島にはかつて仏を呼び出す盲目の巫女マンチがいて、村人たちはこの巫女のもとを訪ねることを「オチョケ」、つまり仏の口と呼んでいたという。現在は近くの稲葉の村に、イナバノカミサマと呼ばれる行者が仏を呼び出す役目を引き継いでいる。明治の末ごろには、母親を亡くしたある人が百カ日の法要を終えた後、南蒲原郡下田村長沢に住む三十歳ぐらいの背の高い盲目のマンチのもとへオチョケに出向いたという。マンチは白装束をまとい、神壇に向かって幣束を振りながら経や神名を唱えているうちに体を震わせはじめ、やがて言葉を発するようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、水沢謙一の記録による。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 明治
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ