おちうどのれい
落人の霊
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 病人の原因を行者に問うと昔の落人の霊と告げられ、若宮大明神の札を祠に納めて祀りはじめた。
- 細部
- 三間町で昭和三十年ごろに起きたこととして語られる。ある家に病人が出たので宇和島の行者に見てもらったところ、この地に落ちのびた者の霊が現れ、若宮大明神として祀るようにとの告げがあった。家ではその指示に従い、屋敷にほど近い畑の脇に祠を設け、若宮大明神と記した札を納めて祀るようになった。屋敷神の祭祀が新たに始まる過程を、病気と行者の託宣という具体的な経緯とともに記録している点で貴重な事例である。
- 広まり方
- 1984年刊行の『愛媛県史』第五章第六節の一、野口光敏による屋敷神祭祀の記述にある。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ