おちかび
お近火
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 庄屋の反対で恋を裂かれた娘お近が湖に身を投げ、以来神明浦に青い怪火が現れるという。
- 細部
- 神明浦と呼ばれる場所の奥から、五月雨の降る夜などに怪しい青色の火の玉が現れ、湖上の波の上を飛び回ることがあった。村人たちはこれをお近火と呼んでいたという。昔、父とともに旅をしながらこの地に流れ着いた美しい娘のお近が、村の庄屋の一人息子である源五郎と恋仲になった。しかし庄屋は旅の女との結婚を許さず、源五郎はお近に別れを切り出す。その夜、お近は神明浦へと身を投げてしまい、それ以来この場所には怪火が現れるようになったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1959年の『民俗』誌、御手洗清「浜名湖の伝説」に記録されている。
- 地域
- 静岡県浜松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ