まつもとのみちにでるおばけ
松本の道に出るオバケ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道や屋敷に現れるとされた総称的な怪で、複数の話者が同じ名を挙げている。
- 細部
- 妖怪の出る場所を尋ねた聞き取りで、道に出るものとして繰り返し挙げられたのがオバケである。四人の話者が別々に同じ名を口にしており、家や屋敷に現れるとする証言も別に記録されている。姿や声、遭遇の顛末は語られておらず、特定の妖怪というより、正体の定まらない怪しいものすべてをくくる総称として用いられていたことがうかがえる。夜道や無人の家屋といった、見通しの利かない場所に人が抱いた警戒が、この一語に集約されている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識の俗信の節、道および家・屋敷に出る妖怪の項に載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ