いいだのみちややしきにでるおばけ
飯田の道や屋敷に出るオバケ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道、家や屋敷、川と場所を問わずオバケが出るとされ、俗信の調査に五件が並ぶ。
- 細部
- 特定の姿を持たない怪の総称として語られている。県史の俗信の節では、妖怪をどこに現れるかで分類しているが、この呼び名は道に出るものとして三件、家や屋敷に出るものとして一件、川に出るものとして一件と、複数の欄にまたがって答えられている。河童や小豆洗いのように場所が定まった存在と違い、名づけがたい怖さをひとまとめに引き受ける言葉として機能していたことが分かる。いずれの聞き書きも出るという一文にとどまり、姿や所業は語られていない。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十編民俗知識、第一章俗信、第五節妖怪・幽霊の項に五件が収められている。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ