ふじさわのろうばのゆかしたののろい
藤沢の老婆の床下の呪い
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 抜け毛を床下に埋めて呪いの言葉を残した老婆の死後、その家に化け物が出たという。
- 細部
- 明治か大正の頃と伝えられる話である。ある老婆が髪を梳いたときの抜け毛を丸め、それを床下へ埋めながら、自分が死んだ後この家に住む者の前へ化けて出てやると口にした。老婆が世を去ったのち、その家を借りて住み始めた者がいたが、実際に化け物が現れるようになり、薄気味悪さに耐えかねて出て行ってしまったという。生前の言葉と、身体の一部である髪を家へ埋める行為とが結び付き、家そのものに障りが残る形で語られている。
- 広まり方
- 1970年の『藤沢民俗文化』所収、間宮美智子「江の島民俗調査報告」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ