ちくほくのみちにでるおばけ
筑北の道に出るオバケ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 村の道筋にはオバケと呼ばれる正体不明のものが現れると語り伝えられてきた。
- 細部
- 妖怪の出没する場所を土地ごとに聞き取った俗信の記録に、この土地では道こそがオバケの現れる場所として挙げられている。姿かたちや振る舞いは説明されておらず、ただ道を歩いていて何かに出くわすことがある、という了解だけが共有されていた。名を持つ個別の怪異というより、暗い道で起こる説明のつかない出来事をひとまとめに呼ぶ言い方に近く、夜歩きを戒める働きも担っていたと考えられる。同じ調査では家屋敷や山、川など場所ごとに別の名が挙がっており、村人が空間を怪異の種類で区切って理解していたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信の章、道に出る妖怪の項に記録がある。
- 地域
- 長野県筑北村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ