にょうぼうがふたりできた
女房が二人出来た
国内
未確認生物
- どんな話か
- 常三島町の新居才助のもとに瓜二つの女房が現れ、祈祷を重ねた末に一月ほどで偽者は姿を消した。
- 細部
- 徳島市常三島町に住んでいた新居才助という武士のもとに、ある日突然、女房がもう一人現れるという出来事が起きた。顔立ちも身にまとう衣装もまったく同じで、どちらが本物なのか誰にも見分けがつかなかったという。怒った才助が斬り捨てようとすると、二人とも口をそろえて自分こそが本物であり相手が偽物だと言い張るため、結局どちらにも手を出せずにいた。神仏に祈祷を頼んだり呪術による解決を試みたりしているうちに、一月ほど経ったところでようやく偽物のほうの女房は姿を消したと伝えられている。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1921年掲載の長尾楓窓「妖怪に遇ふた人」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ