ぬし
主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 烏ノ池に棲む主の龍は、泳ぐ者を引き込み、池を汚す行いには祟りで応じるとされる。
- 細部
- 弥富市にある烏ノ池には、古くからこの池の主とされる龍が棲みついていると言い伝えられている。池で不用意に泳ごうものなら、この主に引き込まれてしまうといわれ、地元では池に立ち入ること自体が避けられてきた。一方で、紅を溶く際にはこの池の水を使うとよいとする話もあり、恐れの対象であると同時に、暮らしに取り入れられた面も持っていたことがうかがえる。またごみなど汚らわしいものをこの池に投げ捨てると、主の祟りを受けるとも語られており、水源としての池を大切に扱わせる戒めの役割も担っていたと考えられる。
- 広まり方
- 出典は『名古屋民俗』1985年掲載、早川正市「尾張十四山村の伝説」。
- 地域
- 愛知県弥富市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ