やまのぬし
山の主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 御渡の山頂には草木の生えない一角があり、そこに棲んでいたという主の使いの白蛇を見ると家に不幸が起こるという。
- 細部
- 御渡という山の頂上には、一間四方ほどの広さで、草木がまったく生えず枯葉だけが積み重なっている一角がある。昔はこの場所に山の主が棲んでいたと語り伝えられており、今でも主の使いとされる白い蛇の姿を見たという者がいる。ただしこの白蛇を目にすることは吉兆ではなく、見てしまうとその家に不幸が起こると言われており、村人たちからは恐れられている。草木の生えない不自然な土地と白蛇の目撃談とが結びつき、山頂の一角そのものが特別な場所として意識されてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1937年の『設楽』誌に掲載された原田清「北設の蛇の伝承二,三」に記録がある。
- 地域
- 愛知県東栄町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ