たかやまのびじょにばけたふちのおおへび
高山の美女に化けた淵の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 黒淵に棲む大蛇の主は美女に化けて寺の受戒に説法を聞きに行ったが、和尚に見抜かれていると知って驚き、そのまま姿を消したという。
- 細部
- 上宝町にある黒淵という深い淵には、大蛇の主が棲んでいると伝えられている。あるとき隣村の寺で受戒が行われることになり、この大蛇は美しい女に姿を変えて説法を聞きに出かけた。ところが説法を行っていた和尚は、「大蛇が化けてまで説法を聞きに来るとは、奇特なことだ」とその場で見抜いた発言をしてしまう。正体を言い当てられたことに驚いた大蛇は、そのまま最後まで説法を聞き終えたものの、もといた黒淵には戻らず、そのまま姿を消してしまったという。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』掲載、林魁一「垣内その他」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ