ぬれおんな
濡れ女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 水の絶えない難所の谷に現れ、荷物を持たせては人を昏倒させるという白衣の女の怪。
- 細部
- ショボショボ谷と呼ばれる場所は足場が悪く、年中水が流れ落ちている難所であった。ここを行く者の前に、乱れ髪のまま白い衣をまとった女が姿を見せ、きまって自分の持ち物を預かってほしいと頼んでくるという。求めに応じて受け取ると、その荷はみるみる手に負えない重さに変わり、持った者は正体を失って倒れてしまう。そのため土地では、この女に出会っても言葉を返してはならないと戒められてきた。返事をしないことが唯一の身の守り方として語り継がれている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、鈴木泰助「妖怪変化の話など」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ