ぬれぐち
ヌレグチ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 校長先生が落とした呪文の紙を暗唱した子供たちの家畜が死んだことから、ヌレグチという呪い口の恐ろしさが伝わる。
- 細部
- 五人の子供たちが草刈りに出かける途中、前を歩いていた校長先生のポケットから一枚の紙切れが落ちた。拾った子供たちは書かれた文字の意味も分からないまま、それを口ずさみながら草を刈って帰ったという。ところがしばらくして、それぞれの家で飼っていた家畜が次々と死んでしまい、あの紙切れに書かれていたのは呪いの言葉「ヌレグチ」だったことが判明した。この一件以来、住用方面にはヌレグチを使う人が多いといわれ、見知らぬ家から物をもらってはいけないという戒めが語られるようになったという。
- 広まり方
- 1995年の『奄美郷土研究会報』掲載、稲牛憲「ヌレグチ(呪い口)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県奄美市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ