しんじょうのぬまのぬしのむすめのしゅうねん
新庄の沼の主の娘の執念
国内
未確認生物
- どんな話か
- 若者が振り切った沼の主の娘が、数年後に最上川で若者を沼へ引き入れたという新庄市の伝説。
- 細部
- 新庄市に伝わる話。ある若者が笛を吹いていると、その音に魅せられた美しい娘が現れ、自らを沼の主と名乗って言葉をかけてきた。若者はこの娘を振り切って京へ上ってしまうが、数年後に最上川を舟で下っていたところ、舟が急に止まって動かなくなってしまう。困った船客たちが手ぬぐいや笠を川へ流して様子を見ると、若者の笠だけが川の底に引き込まれていった。若者はこれを見て、あの娘の仕業であると悟り、自ら川に入って沼のほうへ姿を消していったという。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』に掲載された武田正・大友義助「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県新庄市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ