きたかたのぬまのぬしとむすめのみずあび
喜多方の沼の主と娘の水浴び
国内
未確認生物
- どんな話か
- 毎晩沼で水浴びをする美しい娘に惚れた沼の主が足を引いて食い、沼が乾くと主は山を越えて去ったという。
- 細部
- 炭焼きを生業とするある家に、たいそう美しい娘がいた。この娘は毎晩のように、近くの沼で水浴びをするのを習わしにしていたという。ところがその沼には主が棲んでおり、娘の姿にすっかり心を奪われてしまう。ある晩、主は水中から娘の足をつかんで引きずり込み、そのまま食らってしまったのだと語られている。この沼には何かしら主がいるとささやかれていたが、のちに沼そのものが干上がってしまったため、主は行き場を失い、後ろの山を越えてどこかへ去っていったのだという。
- 広まり方
- 1977年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県耶麻郡高郷村の調査記録に見える。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ