いいたてのかみをとかすろうばのぬま
飯舘の髪をとかす老婆の沼
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- まあと淵と呼ばれる沼は、洪水のあとに水位が下がってもひと晩で元通りになり、髪をとかす老婆を見た者は病死するという言い伝え。
- 細部
- まあと淵と呼ばれる沼は、たとえ洪水が起きて一時的に浅くなったとしても、一晩のうちに元の深さへ戻ってしまうのだという。この淵には髪をとかしている老婆がいるといわれ、村人は誰もその近くに寄りつこうとしなかった。実際にこの老婆の姿を見てしまった者は病気にかかって死んでしまい、たとえ姿を見なくとも近寄っただけで目が悪くなるとも言われていた。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、岩田敏夫「相馬山中郷雑記―佐須を中心として―」に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ