のうぜんかずら
凌霄花
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 凌霄花を家の敷地内に植えると、その家の主婦が死んでしまうとされた酒田の言い伝え。
- 細部
- 凌霄花という蔓性の花木を屋敷の敷地の中に植えることは、酒田の一部の地域で避けられてきた。植えてしまうと、その家を切り回す立場にある主婦が命を落とすことになると信じられていたからである。美しい花を咲かせる木でありながら、家の中に取り込むことははっきりと禁じられていた植物であったことがうかがえる。似たような植物の禁忌は他にも伝わっており、家の中に何を植え、何を植えないかが暮らしの安全と結びつけて考えられていたのである。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、藤井孝吉「国々の言習はし(九)」に記録がある。
- 地域
- 山形県酒田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ